包丁の質の高さで有名な「関孫六・せきのまごろく」は、私もこよなく愛する包丁ブランドの一つです。
その中でも和包丁は日本の刀作りを基準とした包丁で、魚を捌いたりする場合に使いやすい構造になっています。
関孫六には様々な種類の和包丁がありますが、世の中でも「金寿(きんじゅ)」と「銀寿(ぎんじゅ)」は名前も似たり寄ったりで違いがわからない方も多いと思うので解説いたします。
「関孫六」金寿と銀寿の違い
この2種類の主な違いは「お値段」と「口金 くちがね」の違いです。
それでは、どう違うのでしょうか。
お値段の違い
金寿と銀寿は大体2000円〜3000円くらいの差があります。理由は次に解説する口金の違いでその理由がわかると思います。
口金の違い
口金とは刃と柄を合わせる部分:
- 金寿の場合:水牛の角を利用した「水牛製口金」
- 銀寿の場合:ナイロン樹脂
水牛の角を加工して作られたものは手触りがよく高級感があります、値段もその分高いということです。そして、ナイロン樹脂はちょっとプラスチックのような感じですね。
金寿 本鋼 和包丁 菜切り(西型)は水牛の角ではなく、銀寿と同じくナイロン樹脂です。
まとめ:包丁のこだわり
ここまで来ると調理人のこだわりになっていくと思います。私は人前でも使いますので金寿をおすすめしますが、そうでなければ銀寿で十分でしょう。
関孫六包丁のまとめも参考にどうぞ!